スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2010年3月25日 (木)

玉田圭司インタビュー(1)「GOOOOOOOAL!!~FWという生き方~」

ゴールは、ケチャップのビン

―FWの喜びは?

玉田 ゴール、またはゴールに絡むチャンスを作る。そして勝利すれば喜び。

Img_interview02_1

―ピッチで嫌なことは

玉田 罵声。

―深く傷つくような・・・

玉田 時々ね。それとケガ。

―逆にうれしいこと

玉田 自分のイメージ通りにピッチでボールが動き、ゴールすること。それと、スタンドから自然と沸きあがる拍手。

―FWとしての武器

玉田 スピードに尽きる

―FW玉田圭司

玉田 見ていて楽しくなる、魅力あふれる選手、でありたいといつも思っている。

―ご自分の性格は

玉田 すんごい、負けず嫌い。

―げん担ぎは?

玉田 しない。唯一、右足からピッチに入る。

―利き足の左からではなくて?

玉田 利き足を守ってくれるのは、軸足になる右だから大切に。

―落ち込んだときにはどうしますか。

玉田 寝て忘れる。それか、海外のサッカーを徹底的に見る。

―モットーはありますか?

玉田 自然体

―もし1試合で2回PKを外したら、3回目も蹴りに行きますか、それとも譲りますか

玉田 蹴りに行く。1点のチャンスがあるなら。

―ゴールとは何でしょう。

玉田 ケチャップのビン。これは、ファン・ニステルローイがレアルにいたとき、イグアインに言った、たとえ。ムキになって出そうとすると少ししか出ないのに、突然、一気に出る。本当にその通り。


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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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