スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2018年10月17日 (水)

「ロシア組、国内組と海外組、ベテランと若手・・集団で戦うという融合の形」

ロシア代表であり、海外組で、さらに今回招集された代表の中でも1人、110試合とAマッチ出場最多数を誇るというのに長友佑都は、「体を張れなくなったら、長友さようなら、じゃないかと思う」と、ロシア以降初の招集に、決して上辺だけではない危機感を持ってウルグアイ戦に臨んだと試合後明かした。
 
 後半29分、森保監督の信頼を示すように、4-2の局面での逃げ切りを託されたボランチ、ベテランであり国内組の青山敏弘は「(ウルグアイの)真ん中を締めて抑えるように」との指示を受けて柴崎岳と交代した。1分後にウルグアイに追加点(3点目)を奪われ、取材ゾーンでは「時間を作ってスピードアップしていく攻撃の形は、ベンチから見ていても勉強させてもらいながらやりました。若い選手の活躍とかだけあなく、ロシア組が入ってチームが活性化したのは間違いない。自分もチームの底上げができるよう、何とか食らい付きたい」と、静かな受け答えに闘争心が一層滲んでいたようだった。

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2018年10月16日 (火)

森保ジャパン世界ランク5位のウルグアイに4-3で勝利し3連勝 2013年以来4回目のランカー撃破、ウルグアイ勝利は22年ぶり

16日=埼玉スタジアム(観客5万7239人)気温21・5度 ロシアW杯後の新生日本代表が「キリンチャレンジカップ2018」で、FIFA世界ランキング5位の強豪・ウルグアイと対戦し、南野拓実(ザルツブルグ)が先制ゴールをあげ後半にも2点目を決め、大迫勇也(ブレーメン)、20歳で日本代表初ゴールをあげた堂安律(フローニンゲン)とロシアで結果を出したFWと新しい世代が融合した攻撃を見せて4-3で勝利した。後半、ウルグアイFW・ガバーニのゴールで2-2の同点に追いつかれたが、後半14分、ここで堂安が酒井宏樹からのパスを左足でゴールに流し込んでリードを奪った。森保監督就任以来、これでコスタリカ、パナマに続き3連勝。日本代表がランカーを倒したのは、チェコ(9位)、アルゼンチン(5位)、ベルギー(5位)に続いて4試合目の快挙となった。またウルグアイに勝ったのは1996年以来22年ぶり。日本代表は来月、べネゼエラ、キルギスと対戦し、来年1月、アジアカップでタイトル奪還を狙う。森保監督は試合後、「今後に向けて大きな自信となった。しかしながらアジア杯とはまた戦い方が違ってくる」と、親善試合での勝利に気を引き締めた。また代表初ゴールの堂安は「まだまだサバイバルは続くと思う。もっともっと上を目指して頑張りたい」と話した。

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2018年10月15日 (月)

サッカー日本代表ウルグアイ戦「W杯8強と同じ目線で戦って欲しい」FIFAランク5位の強豪相手に森保監督、選手大幅入れ替えを明言

15日=埼玉スタジアム 16日に行われるサッカー「キリンチャレンジカップ2018」ウルグアイ戦を前に、前日会見、公式練習が行われ森保一監督(51)は「(12日のパナマ戦=新潟、3-0)から大幅にメンバーを入れ替えて戦いたい」と、先発メンバーの入れ替えを明かした。W杯ロシア大会で先発として主力を務め、今回初めて招集されている長友佑都(ガラタサライ)、吉田麻也(サウサンプトン)らが出場する見込みだ。FIFA(国際サッカー連盟)最新ランキングで5位、W杯8強と強豪ウルグアイは今回、FWのガバニ、DFゴディンら主力と若手で来日。日本代表はコスタリカやパナマに3-0で勝利したが、監督は「今の自分たちの力をはかるには最高の相手。W杯でベルギーと戦って8強を目指すとき、互角に戦って、勝っていくという気持ちで、選手には(ウルグアイと)同じ目線で戦って欲しい」と、ワールドランカー(一桁)に臆することなくチャレンジするよう求めた。ウルグアイは12日に韓国と対戦し1-2で敗れている。日本代表がランカーと対戦して初勝利したのは04年ジーコ監督指揮下、ネドベド擁する9位チェコ(1-0)で、2010年ザッケローニ監督時代には5位アルゼンチンを1-0、13年には5位ベルギー(3-2)と過去3回。来年、日本代表はウルグアイも優勝を狙う南米選手権への招待をアジアとしてカタールと共に受けており、16日の対戦は課題も収穫も、森保一監督が話す等身大の日本の力を透かす一戦となる。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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