スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2019年2月12日 (火)

白血病公表の池江璃花子「必ず勝つんだと病気に立ち向かっている」三木コーチが会見で明かす

 12日=岸記念体育館(東京・渋谷区)女子競泳のエース、池江璃花子(18=ルネサンス、淑徳巣鴨高校ー今春、日大進学)が自身のツイッターで白血病を公表したのを受け、日本水泳連盟が会見を行った。所属クラブ・ルネサンスの吉田正昭代表が経緯を説明し、豪州合宿を切り上げ帰国した8日に検査、病気が判明し(病名の詳細、症状、治療方法は未発表)そのまま治療に入るために入院したという。池江を指導する三木二郎コーチ(ルネサンス)は普段の様子は変わらなかったが、「豪州での合宿中、(トレーニングで)今までみたことのないような、肩で呼吸する(苦しそうな)場面があった」と明かし、「本人が一番ショックだと思うが、くよくよせずに治して復帰しよう、必ず勝つんだと、病気に立ち向かって行こうとする姿勢には頭が下がる。強くなった池江が帰ってくると思っている。早く治して二郎さんとまた練習したいと言葉があった」と、涙をこらえた。病院に付き添った上野広治・日本水連副会長は、「2020年オリンピック選考会のスタートに立てるようにどうか温かく見守って欲しい」と、治療への専念を最優先するよう訴えた。コナミオープン、日本選手権は欠場し、医師と相談の上今後検討する。
     「水泳をしていたから早期発見できた」

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2019年2月12日 (火)

重量挙げ三宅宏実「忘れかけた表彰台の景色、東京でも乗りたい」タイ大会2位で帰国 早朝帰国も報道陣に土産

12日=羽田空港 重量挙げ12年ロンドン五輪女子48キロ級(銀)、リオデジャネイロ五輪同級(銅)連続メダリストで、20年東京で夏季五輪5度目の出場を狙う三宅宏実(33=いちご)が、今年初戦として臨んだ国際大会「EGAT’sカップ」(タイ・チェンマイ)を終えて帰国した。東京五輪出場ポイントを積算する大会で五輪階級の49キロ級に出場し、スナッチ(一気に頭上に)80キロ、ジャーク(一度肩で止めてから頭上へ)103キロの合計183キロで2位となった。
 

 

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2019年1月29日 (火)

ー2ー0から3ー0に。ロストフの悪夢を経験した原口の3点目に日本代表の前進を実感

昨年のW杯ベルギー戦の映像を観るのは、選手でもないのに悔しく、思い出したくないと思っているファンも記者も多いはずだ。ずっと避けてきたが、イラン戦でMF原口元気の会心のプレーを観られてようやく、「あのシーン」を振り返る時間が持てるかもしれない。そんな思いを抱かせてくれた後半46分の3点目だった。後半アディショナルタイム、原口はあえてリスクを取るような鋭い出足でボールを奪うと、すぐさま攻撃へとスイッチを切り替える。左に自らボールを持ちこんでシュート。これ以上ないクロージングゴールで試合を決着させた。

試合後「最後1本くらいリスクを冒して、と思ったらうまく(ボール奪取が)いきました。昔だったらあれだけ(ゴール場面に)関われていなかったら、イライラした部分もあったと思うけど、冷静にプレーできていた。最後ああやって結果が出たのもメンタル的に成長した部分かもしれない」と話し、イランの焦りや苛立ちに引きずられなかった自身のメンタルを控えめに評価した。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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