スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2017年5月25日 (木)

「J2からブルガリア経由で代表入り」ハリル監督が加藤をサプライズ選出した理由

 加藤の名前が初めて代表のリストに名を連ねているとハリルホジッチ監督の口から明かされたのは、昨年9月、W杯最終予選のイラク戦、オーストラリア戦(10月)のメンバー発表の際だった。選出されなかったが、「50人のリストの中にはカトウコウヘイも入っている。皆さんは知らないかもしれないが・・」と話し、「海外組」といった表現をされない、海外で叩き上げている選手たちの存在に光を当てた。日本代表はJリーグや主要リーグでプレーする選手で構成されてきたが、所属するのはブルガリアの「ベロエ・スタラ・ザゴラ」、日本では知られていないチームだ。雑草ともいえる日本代表予備選手を1年かけて観察し続け、スタッフが4回現地で本人にも会ったという。

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2017年5月25日 (木)

サッカー日本代表 W杯最終予選イラク戦メンバー発表 ブルガリアでプレーするMF加藤恒平初選出「この試合に勝てれば(W杯へ)大きな一歩」ハリル監督

25日=JFAハウス(日本サッカー協会、東京文京区)2018W杯ロシア大会アジア最終予選対イラク戦(13日、イラン・テヘランPASスタジアム)のメンバー25人を、ハリルホジッチ監督が発表した。新しいメンバーを加え、和歌山出身で現在、ブルガリアのPFCベロエでプレーする加藤恒平(27)を初めて選出した。ボランチで、監督は1年かけて追跡。「今野がどうなるか(ケガからの復帰)分からない、彼を呼んで様子を見たい」と期待を寄せた。GK中村航輔(柏)、宇賀神友弥(浦和)、三浦弦太(G大阪)と4人が初代表。GK川島永嗣、東口順昭、中村、DF酒井宏樹、酒井高徳、長友佑都、宇賀神友弥、吉田麻也、三浦弦太、昌子源、槙野智章、MF山口蛍、遠藤航、今野泰幸、加藤恒平、香川真司、倉田秋、井手口陽介、FW久保裕也、本田圭佑、原口元気、乾貴士、大迫勇也、岡崎慎司、浅野拓磨 代表は28日の集合から6月7日にはキリンチャレンジ杯で仮想イランとしてシリアと親善試合(東京スタジアム)を行いイランに向かう。現在B組で、サウジアラビアと勝ち点16で並び得失点差9と8で首に立っている。監督は「苦しんで結局突破しているね、という罠にははまりたくない。最終予選を美しく終わらせるまで厳しい準備を続けるしかない」と、勝てば3位以内が決まる最終予選へ改めて、厳しさを求めた。

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2017年5月24日 (水)

日本サッカー協会元会長・岡野俊一郎氏を偲ぶ会 トルシエ元監督、堤義明氏らも出席 金子勝彦氏が司会

24日=文京区シビックセンター 2月2日、85歳で亡くなった日本サッカー協会元会長で(相談役)で、IOC(国際オリンピック委員会)、JOC(日本オリンピック委員会)の名誉委員・岡野俊一郎氏を「偲ぶ会」が(2月2日死去)、名誉区民でもある文京区で行われた。日本サッカー協会が主催する会には、御家族と協会関係者、氏の幅広く、ジャンルを問わない交友関係を示すように870人もの参列者がホールに着席する形で協会が用意したインタビュービデオや追悼の辞に耳を傾けた。2002年日韓W杯でベスト8進出を、当時会長だった岡野氏とともに果たしたトルシエ元・日本代表監督もフランスから駆けつけたほか、68年メキシコ五輪でコーチだった岡野氏と(長沼健監督)銅メダルを獲得したストライカー・釜本邦茂氏、1989年日本体育協会からJOCになった際に組織立ち上げ、長野冬季五輪招致を共に勝ち抜いた堤義明氏(JOC最高顧問)も久しぶりに公の場に姿を見せ追悼の辞を読み上げた。司会は「ダイヤモンドサッカー」でコンビを組み、日本中に世界のサッカーの素晴らしさを伝えた金子勝彦氏が務め、会の途中で何度もハンカチで目頭を押さえていた。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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