スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2018年1月10日 (水)

カヌー 薬物混入事件で加害者・鈴木が謝罪文公表「実力がないのに努力怠った」

10日 昨年9月の日本カヌースプリント選手権で小松正治(25)の飲み物に禁止成分を含むステロイド(筋力増強剤)を混ぜた鈴木康大(32)が、弁護士事務所を通じて謝罪文を公表した。JADA(日本アンチドーピング機構)から8年間の資格停止処分を下された事件で、鈴木が9日に書いたもの。謝罪文は直筆で陽性反応が出るサプリメントを投与した不正を明かし、「私に実力がないにも関わらず、努力することを怠り、アスリートとして、また社会人としてあるまじき行為をした」と、小松選手、関係者、世界的にも高く評価されるスポーツのクリーンさをアピールしようとする東京オリンピック関係者に謝罪した。またこの日までに小松をのぞく4選手と鈴木の間で、カヌーで使用するパドルの紛失、破損が起きた事件について「示談」が成立していたことも、カヌー連盟が明らかにした。薬物混入以前、すでに7年も前の2010年頃からパドルが無くなったり、壊れたという訴えがナショナルセンター内(小松市・木場潟カヌー競技場)で起きており、薬物混入を傷害罪として調査している警察に、小松もパドル、GPSなど10万円を超える被害についてすでに届け出をしている。

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2018年1月 5日 (金)

全国高校サッカー 4強ならず長崎総科大附率いる小嶺監督「プレゼントは杖、私も歳でいつ引退するのか」しかし引退とはほど遠い72歳の気迫

5日=浦和駒場スタジアム 全国高校サッカー選手権準々決勝が行われ、国見高校で数々のタイトルを奪い、代表選手を育てて来た名将、72歳の小嶺忠敏監督に率いられた長崎総科大付(長崎)は夏のインターハイを制した優勝候補流通経大柏(千葉)と対戦した。エース安藤が累積警告で欠場するなか、前半は0-0で折り返したが後半開始直後の4分、守備の乱れから1点を奪われ、10分にも失点と崩れてしまった。終了間際にも3失点目を喫し0-3で敗退。流通経大柏は6日の準決勝(埼玉スタジアム)で矢板中央(栃木)と、長野勢初のベスト4に進出した上田西は、前回準優勝の前橋育英(群馬)と対戦する。

 

 

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2018年1月 3日 (水)

箱根駅伝 4連覇達成の青山学院大 優勝会見「ハーモニー作戦」で4連覇を奏でる

箱根駅伝復路(芦ノ湖~東京大手町5区間109・6㌔)を終え、史上6校目の4連覇を達成した青山学院大(5時間28分34秒、総合10時間57分39秒)が優勝会見を行った。例年、原監督がネーミングをしてきた駅伝優勝のための「作戦名」も、10月の出雲で「陸王(テレビドラマから)大作戦」、11月の全日本で「青山祭大作戦」とことごとく失敗。箱根では「全校が青山をライバル視するなかで、これまで4連覇を成し遂げてきた学校へ尊敬の気持ちが沸いた」と、本音を明かした。かつて、「ワクワク」「ハッピー」「サンキュー」と3連覇を達成。今年の箱根は、バランスの取れた駅伝を目指し「ハーモニー作戦」を掲げ、優勝を奏でた格好となった。

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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