スポーツライター増島みどりのザ・スタジアム

2018年4月25日 (水)

サッカー日本代表 ハリルホジッチ前監督体制の外国人3コーチ契約解除にサイン「ポジティブな話ができた。(ハリルの会見も)言いたい事おっしゃるのは構わない」田嶋会長

25日=岸記念体育会館(東京・渋谷区) 日本サッカー協会・田嶋幸三会長が、JOC理事会に出席後、すでに解任した日本代表・ハリルホジッチ前監督(64)とともにスタッフを務めていたコーチのジャッキー・ボヌベー氏(56)、フィジカルコーチ、シリル・モワンヌ氏、GKコーチのエンヴェル・ルグシッチ氏、3人との契約解除の手続きが済んだと明らかにした。3人のコーチは24日にサッカー協会(東京・文京区)を訪問し、その後、正式に契約解除の手続きを会長も面談のうえで行ったという。会長は「3人ともコーチとして出場するW杯行きたい気持ちはもちろんおありだったが、契約解除のサインをして上でポジティブな話ができた」と、ハリル氏が連れてきたスタッフ3人と、必ずしも必要ではない契約解除の書類を整え、サインを得るという平和的な解決をした点に安堵した様子だった。27日はハリル氏が日本記者クラブで会見を行うが、日本協会を誹謗・中傷するような発言を想定するかと聞かれ、会長は「そういう予想はできないが、言いたいことをおっしゃるのは構わない。私たちは誠意を持って対応している」と、冷静に構えていた。

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2018年4月23日 (月)

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」アジア杯連覇でようやく世界のスタートラインへカムバック

ヨルダンで行われたアジア杯決勝で、FIFAランキング6位のオーストラリアを下し連覇を果たしたサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」が22日午後、成田空港に到着した。高倉麻子監督は「W杯出場権を獲得できホッとした。でもこれに気を抜かず、来年に向けて全員で力を合わせたい」と、大会中厳しかった表情を少しだけ崩して安堵した。16年3月に、リオデジャネイロ五輪出場を断たれたアジア最終予選以後約2年、日本が不在の間、まさに「鬼の居ぬ間に・・・」と、世界ランキング6位にまでのし上がったオーストラリアを見ても分かるように、五輪、W杯といった国際舞台を一度降りると、反対に出場し続けると、その国のサッカーの実力がどれほど急激に低下し、急速に進化をするか、なでしこジャパンは痛感したはずだ。

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2018年4月12日 (木)

サッカー日本代表・西野朗新監督就任会見 「選手の素のパフォーマンスを出し化学反応起こせるチームに」と抱負

12日=JFAハウス(東京・文京区) W杯ロシア大会を目指す日本代表新監督に就任した西野朗監督(63)が就任会見を行った。ハリルホジッチ前監督が解任され、W杯までの短期間、技術委員長からの昇格就任となった。冒頭、「(監督として)現場を離れて2年になるので心身を整えて選手を見ていきたい。選手間で最高の化学反応が起きるようなチームにしたい。選手が持っているパフォーマンス出したい、出させたい、そういうスプリットを持った選手を選ぶ」と、厳しい状況の中での抱負を話した。コーチには、ハリルホジッチ監督のコーチでもあった手倉森誠氏が留任し、森保一・五輪監督が新しく入閣した。GKコーチにも五輪代表のGKコーチである下田崇氏が入った。西野氏の後任となる新しい技術委員長には、ロンドン五輪代表監督の関塚隆(57)が決まった。関塚氏は協会を通じて「日本サッカー界が一丸となってワールドカップを戦えるよう全力で代表チームをサポートしていきたいと思います」とコメントした。西野監督は今週末のJリーグから視察をスタートする。

 

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増島みどり プロフィール

1961年生まれ、学習院大からスポーツ紙記者を経て97年、フリーのスポーツライターに。サッカーW杯、夏・冬五輪など現地で取材する。
98年フランスW杯代表39人のインタビューをまとめた「6月の軌跡」(文芸春秋)でミズノスポーツライター賞受賞、「GK論」(講談社)、「彼女たちの42・195キロ」(文芸春秋)、「100年目のオリンピアンたち」(角川書店)、「中田英寿 IN HIS TIME」(光文社)、「名波浩 夢の中まで左足」(ベースボールマガジン社)等著作も多数

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